ここのところ、にわかに自転車に関する報道が増えました。
先週の土曜の産経新聞に「自転車関連事故が急増」という記事が載って、ブログでネタにしようかな~と思ったのもつかのま。火曜日のNHK夜9時のニュースのトップが、「自転車の信号無視の取締り」でビックリ。さらにひと晩寝て起きると、今度は「自転車走行歩道は禁止 厳格運用」という報道。twitterのトレンドにも自転車関連ワードが表示されたりもして、注目度の高まりにこちらが驚いてしまうほどです。
統計を見ても自転車の事故が増えていることは明らかで、実際に走っていても信号を守らないスポーツ自転車を見ることは珍しくありません。違法な自転車はどんどん取り締まってほしいと思ってしまうのは事実です。罰則がないから違法がはびこっているのは事実ですから。
今回、話題になっているのは「信号無視」と「歩道走行」のようですが、それに加えてもらいたいのが「自転車の左側通行の徹底」と「無灯火厳禁」かな。特に「左側通行」を徹底させるだけでも、だいぶ事故は減ると思うのですよ。
「歩道走行の原則禁止」も大切だと思いますが、現実問題として、とてもじゃないけど自転車が走れないような車道があるのは事実です。そんなところを、スポーツ自転車ならまだしも、子乗せ自転車などにも走れと強制するのはとてもムリなんじゃないかなと思うことも。
自転車を法律で規制するのは事故を減らすためにはある程度必要なことですが、もっと大切なのは「自転車が安全に走る場所を作ること」です。自動車には邪魔扱いされ、歩行者には危険物扱いされ、それならばどこを走ればいいのでしょうか。安心して走れる場所がないのに取締りだけされてはかないません。
さらに、矛盾だらけの道交法もあります。法律を守って走りたいのに、それが難しい現実があります。道交法違反だらけの自転車が増えているのは、現実を無視している道路と法律があるからだという見方も可能......かもしれません。
もうひとつお願いしたいのは、警察官の乗る自転車のことです。まずは、自転車に乗るおまわりさんに模範を示してもらいたいのです。
たとえば、パトカーを考えてみましょう。公道を走るパトカーの存在は、抑止力になっています。いつもと違って、横断歩道前でクルマが止まってくれるとき、黄色信号でクルマが止まるとき、よく見てみると近くには必ずパトカーがいます。パトカーがいると、周囲のクルマは無謀運転をしなくなるのです。
では、警察官が乗る自転車はどうでしょうか。彼らは抑止力にはなっていません。それどころか、歩道を並走しておしゃべりをしていたりします(2台で歩道を並走し、ジャンケンしている警官を見たこともあります)。車道の右側を走っていたこともあります。ベルを鳴らして、歩行者を蹴散らしているのも見ました。警官がお手本になってくれなくては、自転車のマナーは向上しないでしょう。
また、おまわりさんたちは、無法な自転車に総じて寛容すぎます。交番の前を大人が二人乗りの自転車が通りすぎてもほとんど注意もしません。自転車取締りがニュースになってカメラが来ていれば別なのでしょうが、普段はまったく無視しています。
暴走自転車の取締りをするのなら、まずは警官の自転車が正しく走っているかを見極めてからにしてほしい!と思ってしまうのです。




















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