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3D映画を見ようと思ったら、どの劇場へ行けばいちばん快適に見られるのでしょうか!?

このテーマについて、自分が確かめた範囲内で語ってみようと思います。条件は、自宅から約10キロ圏内にある映画館で(自転車で気軽に見に行きたいので)、かつメガネ常用者ということ。東京・多摩/武蔵野地区にお住まいで、メガネが手放せない方には参考になるかもしれません。


ひとことで「3D映画」といっても、現在では4つほど方式があり(他にもあるのかも)、それぞれにいいところも悪いところもあります。3D映画を見ようと思ったら、まずは目的の劇場がどの方式で上映されているのかをチェックしておかないと、後で後悔することになりかねません。何といっても、3D映画は通常の2D映画よりも鑑賞料金が高いのですから。

また、方式以前の問題として、3D映画の場合は「吹替版」をおススメします! ふだんは洋画は字幕派なのですが、3D映画は別。映像の情報量が多いので、微妙に飛び出して見える文字を読むのはかなり疲れるんですよね。最近は吹替版のほうが多いので、字幕版という選択肢がない場合もありますが、できるだけ吹替版を選ぶほうが、目&頭が疲れずにすむと思います。


3Dの上映方式のうち、問答無用でおススメしたいのは「IMAX 3D」です。立体感も申し分なく、通常のメガネの上に3Dメガネをかけても違和感はほとんどありませんでした。

しかし、残念ながらIMAXの上映館は東京都内にはありません。そもそも全国で4館しかなく、いちばん近いところは川崎......。川崎まで自転車で行くことはできますが、スポーツ自転車でないと行く気になれない距離ですし、長時間駐輪もイヤなので除外とします。IMAX上映館が都内にないのは、実に嘆かわしいことです。

次に、「Dolby 3D」方式ですが、こちらも採用している劇場が少なく、私の行動範囲内では「T・ジョイ大泉」しかありません(あとは「新宿バルト9」かな)。大泉まで自転車で行くことはあまりないので、こちらも縁がなさそうですが、実際に見た知人によれば「メガネをかけていても大丈夫」とのことでした。


さて、残るは「RealD」方式と「XpanD」方式。よく行く劇場が採用しているのも、このどちらかです。たとえば......。

「RealD」......ワーナーマイカルシネマズむさしのミュー、立川シネマシティ
「XpanD」......TOHOシネマズ府中、MOVIX昭島

ちなみに、上記の4つのシネコンは、すべて3D料金は「+300円」です。映画の日など割引で見られる日でも、300円をプラスすれば見られるので、料金的にはどれも条件は同じ。


「3Dなんてどれもたいして変わらないでしょ」と、「ヒックとドラゴン」をMOVIX昭島で見たのですが......。


XPanD
↑非常に重いXpanDの3Dメガネ


これが大変な苦痛でした!

すべての元凶は、XpanDのメガネ! とにかく重いのです。重いうえに、メガネの上から装着すると固定できません(個人差はあると思いますが)。仕方がないので、3Dメガネの中心を手で支えながら見ていましたが、当然ながら腕が疲れてしまいます。それならばと、3Dメガネの位置をずらして何とか固定させようとしたのですが、そうなると3D映像の再現に問題が生じます。

今まで、IMAX 3DとRealDでしか見たことがなかったので、3Dメガネでこんなに苦労するとは夢にも思わず、映画にはあまり集中できませんでした(かくして別方式で再び見ることになったのです)。

メガネ常用者はXpanDで見るべからず! と、声を大にして言いたいですね。3Dメガネが重すぎるので、肩こりを併発するかもしれませんし。

そんなわけで、多摩地区で3D映画を見るのなら、「RealD」がファーストチョイスということになります。画面が暗いという意見もありますが、私にとってはこれで充分かな。


同じ「RealD」方式であっても、「立川シネマシティ」ではメガネは貸してくれるだけで持ち帰ることはできません。でも「ワーナーマイカルシネマズ」では、常に新品のメガネを使うことができ、しかも持ち帰り自由。何度も見に行くと、家に3Dメガネばかりたまっていきますが(笑)、毎回新しいものを使えるのは悪い気分ではありません。

「RealD」のメガネは非常に軽く、通常のメガネの上からもかけられて、落ちてくることはありません。持ち帰った3Dメガネの重量を計ってみたところ、24gでした。他の方式の3Dメガネの重量はわかりませんが、たぶんいちばん軽いのではないかと思います。


realD
↑クリップオン式のRealD用3Dメガネ


さらに、メガネ常用者にとってありがたいのは、別売でクリップオン式の3Dメガネがあること。立川シネマシティの売店にあるかどうかは未確認ですが、ワーナーマイカルシネマズの売店で300円で販売されています。重量は8gでさらに軽量、自分のメガネの上からかぶせればいいので、非常にラクに見られます。初期投資は300円必要ですが、ずっと使い回しがきくので、買っておくと非常に便利。また、「RealD」では子ども用の3Dメガネもあるそうです。


そんなわけで、近所で3D映画を見るなら、「ワーナーマイカルシネマズ」か「立川シネマシティ」という結論になりました。TOHOシネマズとMOVIXは2Dオンリーで。シネコンにも個性があって、TOHOシネマズ府中では「ミクロの決死圏」をやっていたりと、調べると楽しい企画があったりしますので、まめに公式サイトをチェックしていろいろな映画を見てみたいものです。

この夏の映画の中で、いちばん気に入ったのが「ヒックとドラゴン」でした。
「この夏」どころじゃなく、「ここ数年」かな。好きすぎて、すでに3回も見てしまいましたよ。

dragon
↑あまりヒットしてないみたい......(涙)


ストーリーはものすごくシンプルです。
舞台は、長年にわたってドラゴンとの戦いを続けてきたバイキングの島。落ちこぼれの少年・ヒックは、傷付いたドラゴンを見つけたものの、彼を殺すことができず、やがて2人は友情を育むようになります。しかし、バイキングとドラゴンは宿敵同士。ヒックとドラゴンのトゥースの友情は、歴史を思わぬ方向へと導いていくのでした。

親子で見られるドリームワークスのCGアニメーション映画で、上映時間も98分とコンパクトですが、あらゆる意味で過不足なく、細部まで計算されて完成した極上のエンターテインメント映画です。物語の前半から散りばめられてきた伏線が、後半のクライマックスに向けてきれいに収束していくさまは本当に見事。感動のツボをいい具合に刺激されてしまいますが、それが実に快感でもあるのです。

ドラゴンのキャラクターも実にかわいく作られています。トゥースはどこか猫のようで、猫好きの人の心をとらえてくれそう。瞳の大きさが猫のように変わったり、特定の草が好きだったり、仕草があちこち猫っぽくて本当にかわいすぎます~。

映像的な見どころといえば、なんといっても飛行シーン。「アバター」も雄大な飛行シーンを見せてくれましたが、こちらのほうがもっと堪能できます。昔の宮崎駿さんの作品もそうですが、やっぱり空を飛ぶシーンには、何かプリミティブなワクワク感があるような気がします。

物語は大団円を迎えますが、必ずしも大ハッピーエンドではないところも、この映画の特徴。このエンディングであるがゆえに、作品の深みが増しているともいえそうです。

私はもともと怪獣映画で育ったので(笑)、そもそもドラゴンが出てくるというだけでツボ。しかもドラゴンに乗って飛べるうえに、ドラゴンがどう見ても猫!......好きにならない理由がありませんがな。でも、見るまでは予告編も見たことがなかったので、半信半疑でした。

今年の夏のアニメーション映画では、話題作の「借りぐらしのアリエッティ」「トイ・ストーリー3」の独擅場となりそうで、「ヒックとドラゴン」は実はそんなにお客さんは入っていません。でも、ネットのクチコミの評価の高さは相当なもの。最近ではクチコミで映画の人気が盛り上がることもありますので、なんとか「ヒックとドラゴン」もロングランになってほしいと思っています。

あ、もちろん鑑賞するのなら、3Dがおススメ(「3D酔い」する人以外は)。3Dで見た「トイ・ストーリー3」には正直ピンと来なかったのですが、「ヒックとドラゴン」は3Dでこそより楽しめる作品です。3Dで鑑賞して、ぜひトゥースと一緒に空を飛んでみてください。

3Dの方式にもいろいろありまして、今回は身をもってどの方式がいいのかを体験もできましたので、いずれ別記事で書いてみようかと思います。「多摩・武蔵野エリア在住でメガネ愛用者のための3D劇場ガイド」、一部の人にしか役にたたないかもしれないですけどね。


作中の「ドラゴン図鑑」やエンディングのアートワークがすばらしいので、映画のアート本がないかな?とAmazonを検索したら、ちゃんとありました! 今は品切れのようですが、しっかり注文しちゃいましたよ~。まだハードは持っていないのに、Blue-rayが出たらほしいな~と思ってしまうくらい好きな作品。ここまできたら、もう「愛」だな~。

この「The Art of How to Train Your Dragon」、Amazonだとちょっとだけ中身を見ることができるのですが、実にツボでした! なんだかトゥースがトトロっぽくてさらにかわいかった!


The Art of How to Train Your DragonThe Art of How to Train Your Dragon
Tracey Miller-Zarneke Craig Ferguson

How to Train Your Dragon (Score) ジョン・パウエル/オリジナル・サウンドトラック『ヒックとドラゴン』 The Art of Toy Story 3 How to Train Your Dragon(輸入版:北米・アジア)

by G-Tools



ヒックとドラゴン〈1〉伝説の怪物ヒックとドラゴン〈1〉伝説の怪物
クレシッダ コーウェル Cressida Cowell

ヒックとドラゴン〈2〉深海の秘宝 ヒックとドラゴン〈3〉天牢の女海賊 ヒックとドラゴン〈4〉氷海の呪い ヒックとドラゴン〈5〉灼熱の予言 ヒックとドラゴン〈6〉迷宮の図書館

by G-Tools


知らなかったのですが、原作もあったのでした。映画とはだいぶストーリーは違うようですが、こちらも読んでみようと思います。映画もさっそく続編が決まったとかで、そちらも楽しみ......かな。


*追記*
日本での興行成績は本当にダメらしく、まもなく上映終了してしまうらしい。本当に「見てよかった!」と思える作品ですので、時間がある方はぜひぜひ見てください!

私の場合、予備知識ゼロで見に行ったので素直に楽しめたのかも。最近、公式サイトの予告や、芸人(オードリー)のプロモなどを見たけど、逆に「見たくならねーな」と思うような出来でしたので。もっとトゥースそのもののかわいさや、作品の魅力、アメリカでのクチコミヒットなどの要素を盛り込んだ、正統派なプロモーションにしてほしかったな。本当に残念。

3度目の鑑賞につきあってくれたダンナは「トゥース=女の子説」。ヒックの彼女が登場したところで、嫉妬深そうな様子だったから、だそうだ。猫っぽいなあとばかり思っていて、ドラゴンの性別のことなんて考えもしなかったけど、かわいいからそれもありかなw

最速で全世界歴代興行収入記録を更新し、ゴールデン・グローブ賞の監督賞&作品賞を受賞した「アバター」。正月休みに見たのですが、初の「3D映画体験」でありました。

話題になっていたのは知っていましたが、実をいうと見るまではまったく期待していませんでした。ジェームズ・キャメロン作品はすべて見ていますし、好きな監督ではありますが、162分という上映時間は長すぎると思いましたし、正直いって「CG映画」には飽き飽きしていたのです。

どんなにすばらしい、ビックリするような映像を見ても、なぜだか最近は「どーせCGでしょ」としか思えず、かといって「すべて実写」なスペクタクルを見れば、「CGに対抗しているだけでしょ」とヒネた見かたしかできず、最近は人間ドラマ系の映画を好んで見るようになっていました(トシのせいもあるかもしれませんが)。

ところがところが、劇場で見た「アバター」は、そんな先入観を打ち砕いてしまったのです。この作品は、「映画」じゃなくて、たとえるならば「3時間近いアトラクション」みたいな、そんな感じ。

NHKの「女自転車ふたり旅」を見ました。

シリーズ3回目が放送された「男自転車ふたり旅」に対抗して(?)、新シリーズの登場です。旅人は、長澤まさみさんと水川あさみさんで、ハワイ島を旅するという内容。かな~り期待していましたが......。

「男自転車」シリーズの場合、BSで「完全版」が放送されることがあり、ロングバージョンを保存しているのですが、この「女自転車」のほうはどうでもいいかな(笑)。何といっても、「別に自転車で旅しなくても」という内容でしたから。

自転車好きの女性視聴者からすれば、たとえばリサ・ステッグマイヤーさんや吉本多香美さんのように「本当に自転車が好きな人」が颯爽と愛用のロードバイクで走っていく様子を見てみたいと思ってしまうものです。でもフツーの人だったら、若い女優が危なっかしくふらふら頑張って漕ぐ様子に感動したりするのかな~......よくわからん。

番組の感想を検索してみても、総じて好意的なものが多くて、いかに自分が少数派かということを思い知らされました(笑)。「男自転車」だと厳しい目で見てしまう自転車乗りさんも、長澤まさみちゃんが日焼けをいとわない露出度満点のヒラヒラ服で自転車を漕いでしまうと、急に態度が甘くなっちゃうんでしょうね~。

番組冒頭では、200キロを4日間で走るとか言っていたような気がするけど、実際には走っていないでしょう。後半は「クルマで行く名所」がメインだったしね。何より、1日目と2日目の服装が同じだ(笑)。3日目と4日目も同じレギンス(タイツ?)穿いてたし。女優が2日同じ服で自転車に乗るとは思えん......。2人とも「なんでこんな仕事しなきゃなんないのー」感いっぱいだったし(笑)。

それが良くないとは思わないですし、こういう自転車番組があってもいいとは思いますが、ただそういう場合には容赦なく突っ込むというのが、自転車生活者としての私のポリシーでございます(笑)。年末のあわただしい時期に、ステキなネタを提供してくださったNHK様には感謝なのでありました。

都会で映画を見ることはめったにないワタクシが、はるばる「好きでもない街・渋谷」に出かけて、映画を見てきました。そのタイトルは「意志の勝利」。1934年のモノクロ映画です。

当初、レニ・リーフェンシュタールの昔の映画が劇場で公開されると知ったときには、「ああ、『オリンピア』でしょ!? あれなら見たことあるし、別にいいや~」などと勘違いしていたのですが、今回、公開されたのは「オリンピア」封切りからさかのぼること4年前に製作された「意志の勝利」。長らく上映もされていない、ナチス党大会のドキュメンタリーだったのでした。

ただの記録映画と思うことなかれ、この映画は芸術的にも高く評価され、当時、多くの賞を受賞しています。ただし、あまりにも素晴らしい映像美が災いして、ナチスのプロパガンダ映画としても大いに力を発揮してしまい、映画は長いこと封印され、レニ・リーフェンシュタール監督も映画界からほぼ抹殺されることになったのでした。

そんな「呪われた映画」が67年の封印を破って公開されるというので、とにかく見てみようと出かけたわけですよ。レニに興味をもつようになったのはダイビングをしていたころだったのですが(晩年のレニは水中写真集を発表していたのです)、それ以降、ハードカバーの自伝を購入して読んだりもしていて、一度は見たいと思っていた作品でもあったのです。

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