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サクリファイス」が文庫になりました。


サクリファイス (新潮文庫)
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果断―隠蔽捜査〈2〉 (新潮文庫) Story Seller〈2〉 (新潮文庫) いつか陽のあたる場所で (新潮文庫) 武士道シックスティーン (文春文庫) 楽園 下 (文春文庫)


自転車ロードレースを題材にした、近藤史恵のミステリ(と言い切るほどミステリではないかもしれないけど)で、同作品は第十回大藪晴彦賞、第五回本屋大賞の第二位に輝いています。

単行本が発売されたときにレビューを書いたので今さらですが、持ち歩くのに便利な文庫化ということで、今まで読んでいなかった人には強くおススメしたいと思います~。単行本との差は、巻末に解説があるか否か、くらいかな。その解説によると、まもなく続編の「エデン」が出るそうですよ! 「続編」ということは世界観的にはつながった物語ということですよねえ。う~む、楽しみです。

伊藤礼先生の自転車随筆集第二弾「自転車ぎこぎこ」が出版された。まことに慶賀すべきことである。

ぎこぎこ


......と、またも影響されてしまった書き出しになってしまいました(笑)。昨年購入して、あっという間に読了したのですが、前作同様とてもおもしろくて、何度も読み直していたのです(「こぐこぐ自転車」のレビューはこちら)。

68歳で初めて自転車に乗りはじめた伊藤先生は、76歳を過ぎてますますお元気に自転車生活を満喫しておられます。所有自転車は、DAHONのヘリオスSLを加えてついに7台に。相変わらず、シニカルで、頑固で、厳しくて、そしてちょっと偏屈な(笑)、自転車生活と自転車旅についてのエッセイがたっぷり。


老人で時間があるから、ときどき自転車旅行をする。(中略)
こんなに出かけるのは年をとっているから、まもなく確実に死ぬと思うからだ。生きていてもヨボヨボになってしまう。今を逃したら自転車に跨れなくなるからである。私は友人たちに今がいちばん若いんだぞと声をかける。そしてすこしでも若い今のうちに、行けるだけ行こうと誘う。(P.89)


そうやって出かけた自転車旅行の記録は、今回は4本。房総、甲州、三河、山陰の旅の記録も、これまたものすごくおもしろいのです。ツーリング仲間も「今後に期待できる新人」が「最年少六十二歳」だったりして、ご友人たちとのエピソードも抱腹絶倒、旅の楽しさが伝わってきます。

わざわざ録画をして「箱根駅伝」往路をしっかり見てしまいました。

以前は、ほとんど興味がなかった「箱根駅伝」。マラソンと違い、負けが「連帯責任」のようになってしまうのがあまり好きではなかったのもありますが、何よりイヤだったのが大げさ極まりない日テレの実況。リタイヤを必要以上にドラマチックにがなりたてたり、選手のエピソードを浪花節的に盛り上げたりするのがどうしても好きになれず、今まではあえて見ようとはしていませんでした。

そんな気持ちが変わってきたのは、ここ数年のことです。よく通っている「昭和記念公園」で、10月に箱根駅伝の予選が行なわれるということを知ったせいもあります。また、選手たちの走る速度が私の自転車走行速度とあまり変わらないと知ったことも。「駅伝」という世界的にはまったく一般的ではない種目が、こんなにも毎年注目されるのはどうしてなのか、知りたいと思ったためもありました。

川西蘭の最新自転車小説「あねチャリ」を読了。

あねチャリ
↑素直に読める青春小説


ヒロインは、不登校の女子高生・早坂凛。手首の骨折がきっかけで、小学生のころから続けてきたバレーボールに挫折、今はママチャリで近所のサイクリングロードを走るだけの日々を送っていた。ある日、ママチャリのパンクを修理してもらったことがきっかけで元競輪選手と知り合い、その影響で自転車競技に目覚めていく。女子には門戸の狭いピスト競技だが、凛は壁を乗り越えることができるのか!?

......というのが大まかなあらすじ。

「Tarzan」 10/28号

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マガジンハウスの「Tarzan」最新号は、自転車特集~♪


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毎年1度は自転車特集があるTarzanですが(たぶん)、今年もやってまいりました。表紙は大友克洋! この表紙だけで「買い」だと思いますよ。だって、イラストをじっくり見たいですもん。表紙のほかにももう1点、この人物が登場する描き下ろしがあるのですが、今どき大友さんにこんな描き下ろしをしてもらえるというのも、自転車特集の「Tarzan」くらいなのではないでしょうか。

それにしても、表紙の人物のジャージがたまりません。ツール・ド・フランスの各賞ジャージがすべて1着にまとまっています。総合と新人賞を獲ったチームの名前も、半分ずつですがちゃんと入ってるし。こんなジャージを出したら、意外と売れちゃうんじゃないでしょうか。赤の水玉ジャージなんて恥ずかしくて着られませんが(山岳王者としての自信をもてる人ならともかく)、こんなツギハギだったら遊び心がありますから。

内容のほうは、「Tarzan」であるからこそ、フィットネスマシンとしての自転車記事が中心。ファッションページやいろいろノウハウもあるので、手軽に一歩を踏み出したい人にもいいのではないでしょうか。自転車が守るべき路上のルールや、自転車保険についての記事もあります。

個人的には、後半の「今中さんと走るエタップ・デュ・フランス」とか、そのあたりの記事がおもしろかったかな。私にとって、自転車に乗る際の心拍とか、運動強度とかは、正直いってどーでもいいので(笑)。あ、イラストで紹介する「メンテナンスマニュアル」はわかりやすかったです。写真よりもイラストのほうがわかりやすい場合もあるんですね~。

というわけで、表紙だけでも「買い」な、Tarzan最新号。ぜひお手元にどーぞ!


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あ、monoマガジンからも自転車ムックが出てました。ちょっとお高めですが、確かフルカラーだったんじゃないかな。「monoマガジンぽいアプローチ」とご説明しておわかりでしょうか。グッズカタログとしておもしろかったので、もしかしたらそのうち買っちゃうかもしれません。相変わらず、雑誌の自転車ブームは続いておりますねえ。


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