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自転車時評の最近のブログ記事

自転車が関与する交通事故防止を図り、自転車の車道左側通行を徹底してもらうための「自転車通行環境整備モデル地区」に、小平市の小平駅南口地区が選定されました。

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↑慣れた歩道の方が走りやすいのかな?


......ということはすっかり忘れていたのですが、たまたま小平駅近くを通りかかったら、道路が塗り分けられていたので「そういえば!」と思いだした次第。このときはまだ「自転車ナビマーク」はついていませんでしたが、報道によれば塗装は2月6日から始まったそうなので、しばらくしたらまた見に行ってみますね~。

小平市南口地域で、指定されている区間はこちら(pdfファイルにリンクします)。小平市のこのあたりの道は、けっこう道幅が狭くて交通量が多いところが多いのです。「あかしあ通り」はわりと道幅もありますが、青梅街道なんて大丈夫なんだろうか......。それも確認してこなくては。

車道の左側を「相互通行」させるのではなく、「左側通行」を徹底させるというのはとてもいいと思います。本来、こうでなくてはいけません。ふらふらどちらでも走れるのが自転車のいいところだと思い込んでいる人が多いので、「車両なんだから左側!」と覚えてもらわないと。


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↑交差点が終わると、また青い通行帯が始まります


自転車通行帯を示す青い塗装は、なぜか交差点のところでいったん切れてしまいます。一瞬、直進していいのかな?とためらってしまいそう。この部分こそ、しっかり青く塗ってほしかったなあ。交差点には「自転車横断帯」なるものが横断歩道横に描かれているところが多く、混乱のもとになっています。左折するクルマが「ここは自転車が通る場所なのか」と意識することで、自転車が巻き込まれる事故も減ると思うのですが。


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やっぱりいました、駐車中のクルマ


で、最大の問題はやっぱりこれ。違法駐車。これだから自転車走行帯の意味がなくなっちゃうんだよ~(怒)。あかしあ通りの自転車通行帯はほんの400メートルほどなのに、いったい何台駐車しているクルマがいたことか。

まだまだ前途多難ですが、今までの「ガードレールで囲われた自転車道」や「相互通行可能の自転車道」よりはずっとマシです。こういった場所は増やしていくことで認知されていくもの。その存在をいろいろな方法でアピールし、歩行者・自転車・クルマがそれぞれ「自転車が走る場所」を認識することで、少しずつ事故も減っていくのかな?と思っています。

まずは違法駐車をがんがん捕まえてほしいな~。話はそれからだ!

今さらではありますが、昨年の記録も少しずつアップしていこうと思います。

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↑小平市の公民館での勉強会でした


まずは昨年11月19日のこと。小平市公民館で開催された「小平市市民学習奨励学級シンポジウム 自転車が町を変える!」に行ってきました。

小平市に「自転車スイスイ」という市民団体(?)があると知ったのは、しばらく前のこと。以来、ずっと気になりながらも、一度も勉強会などには参加したことがありませんでした。今回は、市報で開催を知り、天気もタイミングよく雨だったので行ってみることにしたのでした(晴れていたらどこかに遊びに行ってしまったかも)、

参加は当日受付で先着40名ということだったので間に合うかどうか心配でしたが、何とか無事にすべりこみ。プログラムは、前半がNPO自転車活用推進研究会事務局長の小林成基さんの講演、後半が3人の都議さんをまじえてのシンポジウムという構成です。

「自転車は車道!」という警察庁の通達が10月25日に出たばかりというタイミングもあって、イベントは大盛況。主催者の皆さんが「こんなに来てくれるとは」と驚いていたのが印象的でした。


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↑あっという間に時間がたってしまいました


小林さんの講演は、図表や写真を駆使したものでたいへんわかりやすいものでした。日頃から自転車について関心が高い人であれば知っていることが多かったのではないかと思いますが、画像やグラフなどで裏付けを得られると説得力が違いますね。

自転車がこれから重要になっていく社会的背景について、小林さんからわかりやすい解説がありました。ひとつは「原油価格の高騰」。現代が車依存社会になった理由のひとつが、ガソリンが安かったから。今後は原油が高止まりすることが予測されるため、ガソリン代が高くなり、結果として車への依存度が低くなるのではないかということでした。

また、「急速な高齢化」という問題もあります。といっても、高齢者に自転車に乗れと言っているわけではありません。地方へ行くと、公共交通機関が乏しくて、自家用車で移動せざるを得ない現状があります。しかし、高齢者の運転ミスによる交通事故も増加の一途。公共交通機関を充実させて車を減らし、自転車でが走りやすい環境をつくることが、交通事故の減少にもつながるのではないかというお話でした。

私もよく伊豆方面へ行くので実感するのですが、公共交通機関が乏しいところだと、自家用車は命綱みたいなものです。車がなければ医者にも買い物にも農作業にも行かれません。観光地でもない地方で、公共交通機関と自転車が自家用車の代用となるためには、まだまだ時間がかかるだろうとは思います。でも、ガソリン代がムチャクチャ高くなってしまったら、否応なしに変わっていかざるを得なくなるのでしょう......。

そして、震災&原発事故以降は忘れ去られたようになっている「環境問題」もあります。個人的には、これに「医療費高騰」も付け加えたいかな。自転車がこれからの社会に大いに貢献できるはず......なのですが......。

自転車政策で成功している欧州での実例をたくさん見せられて、日本にも同じようなことができるのだろうか?と、懐疑的になってしまうこともありました。でも、今回の警察庁の通達は、ある意味「大きな一歩」のはず......だったのですが、また一歩後退しちゃったのかな......。でも、あきらめずに進んでいくしかないのでしょうね。


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第二部は、民主党の斉藤あつしさん(小平市)、公明党の斉藤やすひろさん(目黒区)、生活者ネットワークの山内れいこさん(国分寺・国立)の3人の都議さんが加わってのディスカッション。

内容は盛りだくさんではありましたが、いちばん思い知らされたことは、政治家の人たちは自転車についてほとんど理解しておらず、理解したいとも思っていないのだな~ということでした。

そして「自転車政策」というものは、警察がどうこう言えば何とかなるものではなく、政治が動かなくてはダメなのだということ。ロンドンや韓国は、トップの「鶴の一声」で自転車政策が一気に進みましたが、烏合の衆でうだうだ言っているだけで何もしない日本のようなところでは、きっと何も動かないんだろうな......。

......と、少し見えてきたような希望がスッと消えていってしまったような、そんなパネルディスカッションではありました。でも、参加したのは決して無駄ではなかったと思います。自分に何ができるかといえば何もできないでしょうし、私が自転車に乗っている間に日本が劇的に変わることはないような気もしますけど......。希望を捨ててはいけませんね!

普段はこうした勉強会や自転車イベントにほとんど参加しないのですが、意識を高めていくためにも積極的に加わっていったほうがいいのかも......と、ちょっと考えてみた経験でした(でもその後は結局何もしてないなー)。


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↑歩道を仲良く並走中~


おまけの写真は、立川の昭和記念公園近くで撮ったおまわりさんズ。「自転車は原則車道」という通達が出されてまもない、11月15日に撮影しております。

お2人は楽しく語らいながらそのまま歩道を曲って、立川警察署に入って行かれました。パトカーが世の中の乗用車の手本となり、無謀運転の抑止力になっているのと比べると、おまわりさんの自転車は正反対。お願いだから、お手本になるような運転をしていただきたいものです。

ここのところ、にわかに自転車に関する報道が増えました。

先週の土曜の産経新聞に「自転車関連事故が急増」という記事が載って、ブログでネタにしようかな~と思ったのもつかのま。火曜日のNHK夜9時のニュースのトップが、「自転車の信号無視の取締り」でビックリ。さらにひと晩寝て起きると、今度は「自転車走行歩道は禁止 厳格運用」という報道。twitterのトレンドにも自転車関連ワードが表示されたりもして、注目度の高まりにこちらが驚いてしまうほどです。

統計を見ても自転車の事故が増えていることは明らかで、実際に走っていても信号を守らないスポーツ自転車を見ることは珍しくありません。違法な自転車はどんどん取り締まってほしいと思ってしまうのは事実です。罰則がないから違法がはびこっているのは事実ですから。

今回、話題になっているのは「信号無視」と「歩道走行」のようですが、それに加えてもらいたいのが「自転車の左側通行の徹底」と「無灯火厳禁」かな。特に「左側通行」を徹底させるだけでも、だいぶ事故は減ると思うのですよ。

「歩道走行の原則禁止」も大切だと思いますが、現実問題として、とてもじゃないけど自転車が走れないような車道があるのは事実です。そんなところを、スポーツ自転車ならまだしも、子乗せ自転車などにも走れと強制するのはとてもムリなんじゃないかなと思うことも。

自転車を法律で規制するのは事故を減らすためにはある程度必要なことですが、もっと大切なのは「自転車が安全に走る場所を作ること」です。自動車には邪魔扱いされ、歩行者には危険物扱いされ、それならばどこを走ればいいのでしょうか。安心して走れる場所がないのに取締りだけされてはかないません。

さらに、矛盾だらけの道交法もあります。法律を守って走りたいのに、それが難しい現実があります。道交法違反だらけの自転車が増えているのは、現実を無視している道路と法律があるからだという見方も可能......かもしれません。

もうひとつお願いしたいのは、警察官の乗る自転車のことです。まずは、自転車に乗るおまわりさんに模範を示してもらいたいのです。

たとえば、パトカーを考えてみましょう。公道を走るパトカーの存在は、抑止力になっています。いつもと違って、横断歩道前でクルマが止まってくれるとき、黄色信号でクルマが止まるとき、よく見てみると近くには必ずパトカーがいます。パトカーがいると、周囲のクルマは無謀運転をしなくなるのです。

では、警察官が乗る自転車はどうでしょうか。彼らは抑止力にはなっていません。それどころか、歩道を並走しておしゃべりをしていたりします(2台で歩道を並走し、ジャンケンしている警官を見たこともあります)。車道の右側を走っていたこともあります。ベルを鳴らして、歩行者を蹴散らしているのも見ました。警官がお手本になってくれなくては、自転車のマナーは向上しないでしょう。

また、おまわりさんたちは、無法な自転車に総じて寛容すぎます。交番の前を大人が二人乗りの自転車が通りすぎてもほとんど注意もしません。自転車取締りがニュースになってカメラが来ていれば別なのでしょうが、普段はまったく無視しています。

暴走自転車の取締りをするのなら、まずは警官の自転車が正しく走っているかを見極めてからにしてほしい!と思ってしまうのです。

週刊ダイヤモンドの9/24日号の特集は「ビジネスパーソンの自転車快適生活」。

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↑先週号なのでバックナンバーを探してください


前回の自転車特集号からちょうど2年。ふたたび同誌が自転車特集を組んできました。今回も、経済誌ならではのアプローチが興味深い特集であります。

特集のトップを飾るのは、「日本マクドナルドホールディングス会長兼社長兼CEO」のインタビュー。おー、この人もスポーツ自転車にハマっておられるのですね(マクドナルドとは無縁の生活なのでピンと来ない(笑))。続いては、スポーツ自転車の選び方・買い方に、「自転車で健康になる」。自転車とは無縁なメタボなビジネスマンにピッタリの記事です。

興味深かったのは、ビジネス誌ならではの「PART3」以降。シマノVSスラムの話題や、あさひに「宣戦布告」というイオンの記事、自転車道のあり方などがコンパクトに語られています。ちょっとコンパクトすぎるような気もするけど......。

2年前の特集に比べるとページ数も控えめで、掘り下げも足りないかな~という特集号でちょっと残念。経済誌ならではのアプローチをもって読みたかったな。それにしても、「東洋経済」誌で自転車特集がないのはなぜなんだろう。両誌はいつも同じような特集記事を組むことが多いのに。


自転車は確かに「ブーム」ではありますが、大規模にお金が動く「産業」になりにくいようなところがあるので、経済誌的には難しいのかな?と思ってしまったりもします。「自転車で健康になって医療費削減」というのはいいシナリオですが、実際にどのくらい貢献できるのかを試算するのは難しいでしょうし、自転車事故が増えているわりには相変わらず「自転車保険」は日陰の身のままですし......。

それでも、数年前に比べれば、明らかに「自転車」が注目される頻度は増えてきました。ネガティブな報道や困った自転車も増えていますが、自転車がいい意味で注目されることもまた増えてきています。少しずつですが変わりつつある自転車事情、今後はどうなっていくのか、見続けていかなくてはなりません。

スペシャライズド・ジャパンの馬場社長が発起人となり、NPO法人 自転車活用推進研究会が監修した「スポーツ自転車の安全な乗り方」という動画が公開されています。6分ほどなので、ぜひ見てください!




ポイントは3つ。
「車道は左側通行」
「停止義務を守る」
「ライトを点灯」

あたりまえじゃーん!と思う方も多いでしょうが、実際に動画を見ると説得力があります。特に、「クルマからはこう見えている」ということを映像で見せてもらえると、「なるほど~」と納得しきり。

この動画では、正しい走行をする人は白い服を着ていて、間違っている人は黒い服を着ています。ライトも重要だけど、夜間走行をする場合には反射素材を使った服や白めの服を着たほうがいいな、とも思いました。

これからは暑くなるので明るい色合いの服が増えますが、冬はどうしても黒っぽい服装が増えちゃうんですよね。特に、午後に活動するので帰りはいつも日没後(笑)というわたしのような人や、通勤でどうしても帰りが夜になってしまう人は、服装にも注意するといいと思います。


5月15日の14時半からは、NHK Eテレ(教育テレビ)で、「テレビスポーツ教室 マウンテンバイク~クロスカントリー実践編」が放送されます。MTB乗りさんは要チェック。NHKでは自転車番組が本当に増えてますね! 以前取り上げた「日本縦断こころ旅」も、ちゃんと放送されているようです(見てない)。

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