近藤史恵さんの最新作「エデン」をさっそく購入して読んでしまいました。


この作品、サイクルロードレースに正面から取り組んだ小説「サクリファイス」の続編なのです。
主人公は、白石誓(しらいし・ちかう)27歳。前作のラストで、スペインのチーム「サントス・カンタン」へ移籍することになった彼の、2年後が描かれています。現在の彼が所属するのは、フランスの「パート・ピカルディ」。グランツールの総合優勝を狙えるビッグクラブで、ツール・ド・フランスへの出場が決まっています。主人公は、フィンランド人のエース、ミッコ・コルホネンのアシストとして、ツールへ出場することになるのです。
しかし、レース直前にしてチームに暗雲が漂い始めます。なんと、スポンサーが撤退することになり、チームは今年いっぱいで解散することに。ミッコの総合優勝をめざしてひとつになっていたチームは、おのおのの思惑によって次第に迷走を始めます。そんな中で、主人公はどんな行動をとっていくのか。ツールの3週間だけを舞台にした、濃密な物語が始まります。
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