最速で全世界歴代興行収入記録を更新し、ゴールデン・グローブ賞の監督賞&作品賞を受賞した「アバター」。正月休みに見たのですが、初の「3D映画体験」でありました。
話題になっていたのは知っていましたが、実をいうと見るまではまったく期待していませんでした。ジェームズ・キャメロン作品はすべて見ていますし、好きな監督ではありますが、162分という上映時間は長すぎると思いましたし、正直いって「CG映画」には飽き飽きしていたのです。
どんなにすばらしい、ビックリするような映像を見ても、なぜだか最近は「どーせCGでしょ」としか思えず、かといって「すべて実写」なスペクタクルを見れば、「CGに対抗しているだけでしょ」とヒネた見かたしかできず、最近は人間ドラマ系の映画を好んで見るようになっていました(トシのせいもあるかもしれませんが)。
ところがところが、劇場で見た「アバター」は、そんな先入観を打ち砕いてしまったのです。この作品は、「映画」じゃなくて、たとえるならば「3時間近いアトラクション」みたいな、そんな感じ。
ストーリーは、日本人にはとてもなじみやすいものだったと思います。アニメーションをよく見る人なら、「もののけ姫」や「風の谷のナウシカ」といった宮崎駿監督作品や、あるいは「新世紀エヴァンゲリオン」といった作品に似たような雰囲気を感じとるかもしれません。さすが、日本製アニメに造詣の深いキャメロン監督ならでは!と思いながら見ていました。
それと同時に感じたのは、「これは明らかに映画の歴史を変える作品になる」ということ。無声映画がトーキーになり、モノクロ作品がカラーになっていったその時代を体験していたわけではありませんが、そんな変化の只中にいるような気がしました。これからは、3Dを意識せずにして映画をつくることはできなくなっていくのかもしれません。
また、日本製アニメーションにも大きな影響を与えるような気がします。今まで、さまざまなアイデアとオリジナリティを駆使して、ハリウッドや世界各国の映像作家たちに影響を与えていたアニメですが、正直いって「アニメのいいところをみんな実写でやられちゃったな」という気持ちにもなりました。
今後、「SFロボットスペクタクルアニメ」がつくられたとしても、「アバター」を知ってしまったユーザーはほとんど見向きもしてくれないのではないでしょうか。今後は、アニメも新たなオリジナルの方向性を見出していかなくてはなりません。それが「萌え」路線だったとしたら、まぁちょっとガッカリ(笑)かもしれませんが。
そんなこんなで、映画「アバター」は、確かに「体験」するものでありました。ふだんは月に1、2本、劇場で映画を見るのですが、何だかしばらく他の作品を見たくなくなってしまったくらいです。
で、代わりに「見たい!」と思っているのは、IMAX版の「アバター」。私が見たのは、ワーナーマイカルでの3Dで、メガネは軽くて負担にならず、空間を飛んでいる羽虫も見えて、充分満足だったのですが、キャメロン監督はIMAXを想定して「アバター」を作っていたというではありませんか。ということは、IMAXで見ないと、本当の「アバター」ではないというわけで。
実に不思議なことに、都内にはIMAXシアターはありません。わが家からいちばん近いのは、川崎......。うーん、これって、首都・東京として恥ずかしくないですかね(笑)。
それはともかくとして、IMAXで「アバター」を見たい!と思い続けているうちに、こんな記事を見つけました。
当たるかどうかはわかりませんが、「応募しなけりゃ当たらない」のでやってみます!
......でも、当たったとして誰と行くんでしょ(笑)。ダンナは仕事だろうしなあ。
すべての3D方式で「アバター」を見た人のブログ記事、すごく参考になりました。これから見ようという方は、ぜひ事前にご一読を。そして、その劇場がどの方式を採用しているのかの事前確認を!






そうそう、「アバター」を観て、感想を言っていたら、
旦那に「映画は見世物だ。その原点に戻ったんだろう」と
喝破されてしまいました。
やっぱり、今度、旦那も連れて観にいこうと思いました。
アイマックスは、音響がよかったです。
MIKAさん、コメントありがとうございます。
「劇場でなければおもしろくない」という意味では、本来の映画に戻ったのかもしれませんね。家のTVではあまり見たくない作品だと思います。
ぜひIMAXで再見したいと思っています。近くにあってうらやましいです!
こんばんは。
やっと日曜日に、ワーナーマイカルでアバターを見てきたところで、興奮が冷めないうちに記事にしたいな~と思っていたのですが、みいこさんと同じ思いです。
映画は、またひとつ、新しい局面を迎えましたよね。
私も出来ればIMAXで、もう1回見たいな~。
川崎か~・・・はるばる行っちゃおうかな!って意気込みです^^
わたしは今後、映画について語るときは、アバター以前とアバター以後に分けることにしました。でないと、評価ができません。
ハルルさん、コメントありがとうございます。
ワーナーマイカルの3Dも悪くはなかったですよね(って、1種類しか見ていないので、比べようがないんですけど)。でも、IMAXがもっとスゴいのなら、やっぱりそちらで見てみたいです!
アカデミー賞も獲るような気がしていますので、ロングランになるのではないかと思っています。でも、アカデミー受賞が決まったらさらに混みそうだから、見るなら今のうちでしょうか。
高千穂遙さま、コメントありがとうございます(光栄です!)。
確かに、「アバター」以前の作品を同じ土俵で評価することはできませんね。アバター以前は、「Before Abator」で、B.A.かな……。他にも3D映画はいろいろあるようですが、「アバター」本編前の予告編で見た限りでは、あまり面白そうには思えませんでした。しばらくは試行錯誤がつづきそうですね。
ツイッターでも皆騒いでいました。
凄いんでしょうね。
ナウシカやもののけ姫と考えればよいとは分りやすい説明でした。
好き嫌いはあると思いますが、どんな作品も好きなら「アバターもえくぼ」ということですね。
nekki5149さん、コメントありがとうございます。
>「アバターもえくぼ」
皆さん、言いたくなりますよね!
好きにはなれないに違いないと思って見に行ったのに、180度態度が豹変して戻ってきました。それだけのインパクトがある作品です。映画史の変わり目を目撃するためにも、見ておいたほうがいい作品だと思います。