昔むかしあるところに......じゃなくて、ここ最近、狭山湖入口そばのトイレ横に、ねこの兄妹(たぶん)が住んでいるのでした。




2匹はとても仲がよく、寄り添って暮らしていました。

昔はいつもおなかをすかせていましたが、やってくる人間が気前よくいろいろくれるので、すっかり味をしめてしまいました。かわいく鳴いて、なつくようすを見せればバッチリ餌がもらえる! そう学んだ兄ねこは、日々演技に磨きをかけておりました。

↑「人間だ! 媚を売ってやれ~」
「あ! また人間が来た! さっそくなついて、かわいいところを見せてやろう」。兄ねこはヤル気まんまんです。にゃーにゃー鳴きながら、人間の足元で八の字を描き、ひたすら頭突き攻撃です。人間はすべすべの毛皮にすっかり魅了されてしまったようす。引っ込み思案の妹ねこは、近くから見ています。

「なんかくれにゃー」と兄ねこは必死でアピールしますが、なかなか餌をくれません。人間がもっているカメラからぶら下がっているヒモがおもしろそうなので、ちょっとちょっかいを出してみましたが、やっぱり餌は出てきませんでした。人間はあまりなでてもくれず、ひたすらカメラをのぞいているばかりです。

↑ママチャリだけどビアンキ印のサドル
その人間は何もくれないばかりか、さっさと帰ろうとします。「そうはさせるか!」と兄ねこは実力行使に出ることにしました。「このまま何ももらえないままで帰すわけにはいか~ん!」

必死の兄を横目に、妹ねこはマイペースです。「自転車のタイヤでお尻を掻くと気持ちいいみたい~」と、ひたすら自転車のまわりで毛づくろい中。

「本当に何も持ってないのか、確かめてやる~! あのカゴの中があやしいぞ!」兄ねこは自転車に登りはじめました。人間は「FC東京ステッカーをはがさないでね~」などとのんきなことを言っています。

↑ママチャリだけどフラットバーハンドル
「ふんふん、ここには餌がないみたいだけど、もっとちゃんと調べてみなくちゃ」。兄ねこは器用にも自転車に乗ってしまいました。

↑ママチャリだけどサイコン&ボトルケージ付き
「なんかいいにおいがするんだけどなー」
「それ、カメラケースだし。食べ物はカロリーメイトしかもってないし、ねこが食べるものじゃないよ」
「ちぇっ、使えない人間だなー」
兄ねこはあきらめて、自転車から降りて去っていきました。どうせ媚を売るのなら、確実に餌をくれる人間相手にしたほうがずっと効率がいいというものです。人間は、「ねこと遊んでいて、時間がすっかりなくなっちゃった」などと言いながら自転車で去っていきましたが、ねこに遊ばれていたとは自覚していなかったようです。
こんな人なつこいねこに会いたくなったら、ぜひ狭山湖へ!





う~ん、会いたい!
猫好きなので、この猫ちゃんたちの動きが手に取るように想像できます^^
野良ちゃんだと、時々かわいそうなくらいみすぼらしい人相・・・ならぬ猫相の猫ちゃんもいるけれど、この子達は綺麗だし、恵まれた野良ちゃんたちなんですね。
かっちょいいママチャリも垣間見えて、楽しいブログを有難うございま~す^^
ハルルさん、コメントありがとうございます~。
本当に毛並みが良くて人なつこい猫さんたちでした。実は、昨年も彼らを見たことがあるのですが、そのときはすぐに逃げてしまって……。いつのまにやら、愛想のいい猫になっていてビックリです。これも生活の知恵かしら~。
「野良ちゃん餌付けしちゃ駄目よ」とまで書かない辺りがみいこさんらしい。もろに書いては粋ではないか(そういう問題ではない)。
ママチャリ、グリップとペダルとシートポストも変ですよ〜(笑)
いやあ猫ちゃんたち可愛いですねえ。どちらかというと犬派なのですが、だからといって猫が嫌いなわけありません。
ただ人懐っこい猫には、近所では出会うことがなかなかありません。
小隊長さん、コメントありがとうございます。
ご存知のように、ワタクシはブログでは特に小心者ですので(笑)。
ママチャリ、もうずいぶん前に改造(?)したものなので、あまりにもなじんでしまい、変だとも何とも思いません(笑)。ママチャリなのに40キロ以上乗れるのは、この改造(?)のおかげですね。でも、さすがにヘタレてきたので、総メンテの時期なのかもしれません。
H-Wac(わっく)さん、コメントありがとうございます。
猫にも性格があるようで、すぐに逃げちゃう子もいれば、人なつこい子もいますね。あとは、環境でしょうか。この子たちも昨年見たときはもっと臆病でした。まさか自転車に乗るとは(笑)。
人懐っこい猫といえば、おぢさんのところのサスケちゃんはかなり人に対してフレンドリィみたいですね。
お目にかかったことはありませんが、ネット等で見聞した限りでは一般的な猫と比較して、ここまで開けっ広げでこの子は本当に猫かと感じました。(^_^;
どちらかといえばぼくは犬派ですが、猫も飼ってみて悪くないかなあと思うこともあります。ただ母親が猫嫌いなので飼えませんが。
H-Wac(わっく)さん、コメントありがとうございます。
私は喘息もちなので、ペットは飼えません。命を預かるというのは大変な責任が伴うので、今のように思いつきで泊りがけで出かけるということもできなくなるでしょうし……。ときどきこうして野良ちゃんに遊んでもらうことで満足しております。
動物を家で飼うことはおっしゃるとおり大変ですよね。今は亡き愛犬マリリンがいたときはそれなりに苦労していました。
ペットとして家で飼わないまでも、犬や猫と触れ合っていると心が癒されます。
『夏への扉』を読んでいたら、ピートみたいな猫と出会いたいと思うようになりました。
H-Wac(わっく) さん、コメントありがとうございます。
「夏への扉」は、「猫小説」としてもオールタイムベストに入るでしょうね。