「ハイブリッドカーは音が静か過ぎるので、接近しても気づかず危険である」。
報道などでは知っていましたが、実際に経験してみるとやっぱり驚きました。
自転車に乗っていて、後ろからクルマが近づいてくることは、まずは音でわかります(夜はライトですが)。で、ミラーを確認したりして、より左に寄るとか、とにかく「クルマが後ろから来るな」と認識するわけです。知らないでクルマがやってくるのと、わかっていて来るのとでは、意識の上でだいぶ違います。
(関係ないですが、自分の身を守る意味でも、ヘッドフォンやイヤフォンを装着しての自転車走行はやめたほうがいいと思っています。もっとも、ママチャリを漕ぎながら読書したり食事したりしている人もいるのですから、とやかく言ってはいけないのでしょうけど)。
今回、初めて後ろから来たハイブリッドカーに抜かれたのですが、クルマが真横に来るまで気づきませんでした。自転車のすぐ右側を白いクルマがぬ~っとすりぬけていったので、かなりビックリ。確かに風の音はかなりあったけど、まさか気づかなかったなんて、トシのせいで聴力が落ちたかな!?とまで思ってしまいました。
抜いていった当のクルマが信号で止まったところで確認すると、やはりハイブリッドカー。音がしないとは聞いていたけど、本当にしないんですね! これ、私にはやっぱりコワいです。
自転車の場合も、ガタピシ音をたてるママチャリと比べると、スポーツ自転車は無音かつ高速でやってきます。自転車道などで歩行者の立場になってみると、音もなくすぐ横をすり抜けていくスポーツ自転車の存在はけっこうコワいですよ。良識ある自転車乗りさんは、カウベルをつけたり、声かけをしたりして知らせてくれますが、そうでない人が多いですもんね。
同じように、クルマまで無音で近くまでやってこられては、ちょっと困ってしまいます。クルマが近づいているのがわからないということは、自分で回避できないということで、クルマ側が良識をもって自分を避けてくれるよう期待するしかありません。
この問題、視覚障害者の皆さんからの問題提起があって、「擬似エンジン音」などを出す「車両接近通報装置」を付けようという方向に進んでいるそう。クルマの数自体が減ってくれればこんなにコワい思いをしなくてもいいのでしょうが、なかなかそうはいかないのが残念なところです。
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